アダム・スミスの部屋

経済思想史・経済学史関連の情報庫ーアダム・スミスを中心にー

『経済学史 経済理論誕生の経緯をたどる』目次

野原慎司・沖公祐・高見典和(2019)『経済学史 経済理論誕生の経緯をたどる』日本評論社

www.nippyo.co.jp

 

古代から現代までをこのレベルで取り扱っている類書はあまりないと思う。

 

内容紹介

どのような時代的必要にせまられ、経済理論が生まれたのか。理論の概略にふれつつ、18世紀から現代までの経済学説史を追う。

目次

第1部 古典派経済学を中心として
 第1章 古代・中世の経済認識
 第2章 重商主義
 第3章 重農主義
 第4章 古典派経済学の形成:アダム・スミス
 第5章 古典派経済学の展開:リカードウ、マルサス
 第6章 古典派経済学の完成:J・S・ミル
 第7章 大陸経済学の形成:フランスとドイツとオーストリア

第2部 変革期の経済学
 第8章 マルクス学派の始まり:マルクスのポリティカル・
     エコノミー批判
 第9章 一般均衡理論:ワルラス
 第10章 イギリスの限界革命:シャボンズとマーシャル
 第11章 マルクス学派の展開
 第12章 20世紀前半の需要理論:ムア、ヒックスとアレン、サムエルソン

第3部 現代の経済学
 第13章 20世紀半ばの計量経済学:フリッシュ、ティンバーゲン
     コウルズ委員会
 第14章 ゲーム理論の始まり
 第15章 20世紀半ばの一般均衡理論
 第16章 行動経済学の由来:期待効用理論からプロスペクト理論
 第17章 有効需要論の発展:ケインズIS-LMモデル
 第18章 経済成長理論の歴史:ソローを中心として